季節のレシピ⑧ 『エリンギ焼き~ねぎだれ乗っけ~』
(監修)
帝京平成大学薬学部教授 金子希代子 先生
株式会社フォーラル 管理栄養士 孰賀佳冬 先生

キノコのレシピの3つ目です。エリンギは、日本では自生しておらず1993年に初めて人工栽培によって作られたそうです。食感がよく、最近はスーパーマーケットでもよく見かけるキノコのひとつですね。
- エリンギ
- 1本
- ごま油
- 小さじ1
- 【ねぎだれ8食分】
- ネギ
- 30g
- 生姜
- 1かけ
- 砂糖
- 小さじ1
- 酢
- 小さじ1
- しょうゆ
- 小さじ1
1食分
- エネルギー
- :25kcal
- 食物繊維
- :0.6g
- たんぱく質
- :0.5g
- 食塩相当量
- :0.1g
- 脂質
- :2.1g
- プリン体量
- :3.8mg
- 炭水化物
- :1.6g
- エリンギは石づきを取り4つに割き、ごま油を薄く塗る
- アルミホイルに1を乗せ、トースターで10分~15分焼く
- ネギは粗みじん、生姜はみじん切りにする
- 耐熱容器に3を入れ、砂糖、酢、醤油の順に入れてよく混ぜる
- 電子レンジで500W 1分~1分30秒温め、味をなじませる
- 焼きあがったエリンギに5を乗せてできあがり
火を使わないお手軽な副菜レシピ。
アルミホイルはうま味を逃がさないために包み込まないことがポイント! おつまみアレンジしたいときは、エリンギの下に薄切りにしたニンニクを入れて焼いてみてください。
ねぎだれは薬味コーナーにある1パックで作りやすい分量で掲載しています。生姜の香りが強めなので、苦手な方は半分量で作ると食べやすくなります。
生のキノコのプリン体は少なめです。特に今回使われているエリンギに含まれるプリン体は13.4mg/100gと、キノコの中でもプリン体の少ない食材になります。キノコには、プリン体の少ないものとしてなめこ(9.5 mg/100g)やエリンギ、多いものとしてひらたけ(142.3mg/100g)があります。その間(9.5〜142.3mg/100g)にえのきだけ、しいたけ、しめじ、舞茸などのよく食材として使われるキノコが入っています。どれも食物繊維が豊富です。食物繊維には、動物実験ではありますが、血清尿酸値を下げる効果があることが報告されています。また、エネルギーも少ないので、尿酸値の高い方に積極的に摂っていただきたい食材です。