プリン体を減らすレシピ⑨
調味料1つのほうれん草白和え
(監修)
帝京平成大学薬学部教授 金子希代子 先生
株式会社フォーラル 管理栄養士 孰賀佳冬 先生

1960年代にテレビアニメに登場したポパイは、ほうれん草を食べると超人的パワーを出して悪役のブルートを撃退し、人気者となりました。ほうれん草は栄養価の高い野菜として知られていますが、『プリンリッチ野菜』のひとつでもあります。今回は、ほうれん草を使ったレシピをご紹介します。
- ほうれん草
- 1/2 束
- しいたけ
- 2個
- ぎんなん(水煮)
- 10粒くらい
- 木綿豆腐
- 小1丁
- ゴマドレッシング
- 小さじ1と1/2
- すりごま
- 小さじ1
1人分
- エネルギー
- :110.0 kcal
- 食物繊維
- :4.4g
- たんぱく質
- :7.4g
- 食塩相当量
- :0.2g
- 脂質
- :5.8g
- カルシウム
- :125mg
- 糖質
- :4.2g
- プリン体量
- :67.3mg
エネルギー産生栄養素バランス(PFC)= P:26.9% F:47.5% C:25.6%
※エネルギー産生栄養素バランス(PFC):エネルギーを産生する栄養素(Protein:たんぱく質・Fat:脂質・Carbohydrate:炭水化物)のエネルギー比率を示したもの
- ほうれん草、しいたけを茹で、食べやすい大きさにして水気を切っておく
- 水切りした豆腐を崩しながら、ゴマドレッシング、すりごまを混ぜる
- ほうれん草、しいたけ、ぎんなんを合わせて盛り付ける
調味料1つの簡単なレシピです。
シュウ酸が多いほうれん草に、カルシウムが豊富な豆腐を合わせました。
水気が多いときは、すりごまを多くしてみてください。
お好みの野菜でアレンジを楽しめます。
野菜は、元々プリン体が非常に少ないのですが、一部『プリンリッチ野菜』と呼ばれるものがあり、ほうれん草やカリフラワー、ブロッコリーが含まれます。プリンリッチ野菜は、核酸を素とするアデニン類、グアニン類を主に含み、たくさん食べても血中の尿酸値には影響しないと報告されています。
しかし、過去にほうれん草の缶詰を毎日食べ続けて痛風になった報告があります。同じ種類のものを食べ続けるのではなく、いろいろな食材を食べるように心がけて下さい。茹でるとプリン体が減るので、茹でて食べると良いでしょう。また、ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれ、シュウ酸も茹でると減少します。今回のレシピのようにカルシウムと一緒に食べることで、胃腸の中でシュウ酸カルシウムにして吸収されにくくするのもお勧めです。
ほうれん草と言えば、ポパイですね。ポパイは、2000年以降もキャラクターとして登場するなど、息の長いアニメキャラクターです。