vol.40

血清尿酸値の上昇が全身性動脈硬化を介して
腎機能の低下を招く可能性

血清尿酸値(serum uric acid;SUA)が上昇すると、動脈硬化の影響により腎機能の低下(kidney function decline;KFD)を招くとする研究結果を、永山医院の永山大二氏らが、「Diagnostics」2024年1月号に報告した。

高尿酸血症はKFDと関連していることが知られているが、高尿酸血症が腎に対し直接的な毒性を有するのか、あるいは全身性の動脈硬化を介し間接的に媒介しているのかは明らかになっていない。永山氏らは、日本健康増進財団主催の心血管疾患およびがんスクリーニングプログラムのデータを用いて後ろ向きコホート研究を実施し、...

こちらの記事は会員限定です。

会員登録をするとすべての記事を
ご覧いただけます。

medパスをお持ちの方は、
ログインするとご覧いただけます。

無料で会員登録/ログインして続きを見る

ログイン済みの方はこちら