vol.39

ベースライン時の血清尿酸値により
痛風の再発リスクの評価が可能

痛風の既往歴を持つ患者のベースライン時の血清尿酸値は、将来の痛風発作のリスクおよび痛風の再発による入院の発生率と関連していたとする後ろ向き研究の結果を、米マサチューセッツ総合病院のNatalie McCormick氏らが、「JAMA」2024年2月6日号に報告した。

痛風の既往歴を持つ米国成人の数は約1200万人に上る。しかし、そのような患者での血清尿酸値と痛風再発のリスクとの関係は明らかになっていない。McCormick氏らはUKバイオバンクデータベースから抽出した、痛風の既往歴を有し、2007年4月28日から2010年9月29日の間に血清尿酸値の測定を受けた3,613人...

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