vol.36
編集協力 HealthDay 2023.11.6
喫煙や大量飲酒、高血圧などの心血管危険因子(cardiovascular risk factor;CVRF)は、動脈スティフネス(動脈壁の硬化)の進行とも関連することが知られている。しかし、全てのCVRFが寄与しているわけではなく、動脈スティフネスの進行速度に対する影響は、CVRFにより様々であるという研究結果を、東京医科大学循環器内科学教授の冨山博史氏らが、「Hypertension」2023年10月号に発表した。
研究グループは今回、東京都内の大手建設会社従業員を対象としたコホートにおける2000年から2015年までの16年間にわたる年次健康診断データから、上腕-足首間脈波伝播速度...
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