vol.32

高尿酸血症および痛風発症の
危険因子に男女差

高尿酸血症や痛風の危険因子には男女で違いがあり、男性では現在の飲酒習慣と高血圧が、女性では現在の喫煙習慣が、発症に関連するとの研究結果を、筑波大学大学院地域健康・公衆衛生看護学の寺村紗季氏らが「Journal of Atherosclerosis and Thrombosis」に3月3日発表した。

高尿酸血症や痛風は男性に多いが、閉経後の女性においてもエストロゲンの減少に伴い尿酸代謝が低下すると報告されている。寺村氏らは今回、秋田県、茨城県、大阪府、高知県の住民約1万2,000人を追跡する住民ベースの前向きコホート研究Circulatory Risk in Communities Study…

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