vol.31

PCI後慢性冠症候群患者の高尿酸血症は
MACEのリスク増加と関連する

経皮的冠動脈インターベンション(PCI)施行後の慢性冠症候群(CCS)患者において、高尿酸血症は主要有害心血管イベント(MACE)のリスク増加と関連するという研究結果を、自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科の明石直之氏らが、「Frontiers in Cardiovascular Medicine」に1月10日報告した。

血清尿酸(SUA)値の上昇は、心血管イベントの増加と関連することが疫学研究により示唆されているが、その因果関係は明らかになっていない。明石氏らは、日本国内の7施設の病院が参加する大規模多施設共同コホート研究「Clinical Deep Data Accumulation…

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