vol.12

「高尿酸血症」が
新型コロナ死亡リスク上昇に関与/
国内COVID-19患者345例を後ろ向きに解析

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡のリスク要因としては、高齢者、糖尿病、呼吸器疾患、心疾患、腎疾患、自己免疫疾患などが挙げられてきた。しかし、今回、慶應義塾大学呼吸器内科准教授の石井誠氏らが実施した後ろ向き研究により、これらの因子に加えて、高尿酸血症もCOVID-19による死亡の重要なリスク因子であることが初めて明らかになった。詳細は、「Journal of Infection」2020年11月号に掲載された。

この研究で対象となったのは、同大学を含む計14カ所の病院に2月1日から6月19日の間に入院したCOVID-19患者345例。年齢の中央値は54歳で、57.4%…

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