vol.6

尿酸値が低いと脳卒中死亡リスクが上昇か?
久山町研究データを分析

以前より、血清尿酸値が高いことは脳卒中および冠動脈疾患(CHD)による死亡のリスク因子とみなされてきたが、尿酸値が低い場合にも、脳卒中による死亡リスクが上昇する可能性があることが、久山町研究データの分析から分かった。研究を実施した九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学の坂田智子氏らは「この結果は、尿酸に脳保護作用がある可能性を示唆するものだ」と述べている。研究結果の詳細は「Hypertension Research」1月17日オンライン版に掲載された。

これまでの研究で、高尿酸血症は、高血圧や糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム、腎不全、飲酒といった心血管リスク因子との関連が報告されて…

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