vol.5

高尿酸血症は飲酒習慣の有無に関わらず
高血圧の危険因子
日本人を対象にした研究

高尿酸血症は、アルコールの摂取状況とは無関係に高血圧発症のリスク因子となるという研究結果を、帝京大学衛生学公衆衛生学の辰巳友佳子氏らが「Hypertension Research」2019年11月27日オンライン版に発表した。

高尿酸血症は高血圧発症のリスク因子の1つであることが、最近の前向き研究で少なからず報告されている。一方で、アルコール摂取は高尿酸血症発症にも高血圧発症にも関係する因子として知られている。そこで、辰巳氏らは今回、日本人の健康な成人男女を対象に、アルコール摂取の影響を除いた上で、高尿酸血症と高血圧の関連を調べるべく、前向きコホート研究を行った。

対象は、2008年4月…

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