vol.3

痛風による疾病負荷は世界的に増加傾向
1990~2017年のGBDデータを分析

1990年から2017年にかけて、痛風による疾病負荷は世界的に増加しているとする研究結果を、中国医科大学附属盛京医院のYang Xia氏らが「Rheumatology」10月18日オンライン版に発表した。世界の疾病負荷研究(Global Burden of Disease Study;GBD研究)データをシステマティック解析したもので、特に経済的に恵まれた先進国でその傾向が強いことも分かった。

痛風は最も一般的な炎症性関節炎で、その疾病負荷は世界的にも増加が指摘されている。しかし、その有病率は国や地域でばらつきが大きく、発展途上国よりも先進国で疾病負荷は大きいともいわれている。Yang氏らは…

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