vol.2
編集協力 HealthDay 2019.11.14
痛風患者では、デュアルエナジーCT(DECT;管電圧の異なる2種のX線を用いて撮影する技術)により検査すると、心血管への尿酸ナトリウム(MSU)沈着の頻度が痛風のない患者に比べて有意に高く、かつMSU沈着があると冠動脈石灰化(CAC)スコアが有意に高いことが、インスブルック医科大学(オーストリア)放射線学のAndrea Sabine氏らの研究で明らかになった。DECTを使うと、心血管疾患(CVD)の発症リスクが高い痛風患者を発見できる可能性があるという。研究の詳細は「JAMA Cardiology」9月11日オンライン版に掲載された。
これまでの研究から、痛風はCVDのリスク因子の一つである…
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